ダツ

ダツに付いて (1999/07/29)
沿岸の海藻の多い所に、本当に広く生息しているようです。
表層に近いところを数匹の群れで移動しながら、子魚を捕食しているらしいです。
釣り時期は、瀬戸内では真夏です。
ダツの寿命とかは自分が調べた範囲では判りませんでした、観察した範囲で
70cm,50cm,20cmの個体が確認できたので成魚になるのに3,4年と思ってます。
捕食に関しての自分なりの推測ですが、くちばしの先端のオレンジ色の部分
には味覚を検知する部分があるように思います、ゆっくりフライを動かして
いるといきなりパックンでなくて口でツンツンとしてUターンする個体がいます
フライやルアーの場合これをやられると当然「偽物」と判断されるので
ダツに関しては静止状態はあまり有効な状態とは思えません、ただしダツが
興奮状態にある場合は止まっていても味見をせずにくわえることが多いです
産卵場所は岸近くの海藻に卵を産み付けます、(初夏らしい) 釣り人からみれば、派手に餌や等を追っ手くるのですが、なかなか口に針が
かからずイライラする魚だと思います。(でもこれってゲームフィッシュとしては
面白いかも?)

餌は (1999/07/29)
大きくなってからは完全な魚食です。

ルアーで釣る (1999/07/29)
基本的に表層で釣る魚なので、トップが主流になります
おすすめは、ポッパー、ペンシルでフックを細みの物に交換すると
良いと思います(フッキング重視)、アクションは派手な早引きが簡単で
効率が良いです(ダツがいれば即反応があります)
フローティングミノーやメタルジグでも釣れます。
ルアーの形状としては細みの物が良いです。

フライで釣る (1999/07/29)
案外、ルアーよりフライに向いているターゲットかもしれないです。
餌釣りやルアーだとどうしても餌やルアーの厚みで弾かれる場合が
ありますが、フライだとそういった心配が少し少なくなります。
今のお気に入りのパターンは、クラウザーディープミノー、ゾンカー、ポッパー
などです。一番実績があるのがクラウザーミノーです。
ポッパーも面白いので好きなのですが、バスと違って吸引するタイプの捕食
をしないので、アタックはあるけどなかなか針にかかってくれません。
釣り方の基本はファーストリトリーブです、ダツが近くにいれば波紋が出るぐらい
の勢いで襲ってきます、それかひたすら後を付いてきているか
(多分、フライの速度が合わない?)
一回投げて、何の反応も無ければ、場所を少し移動してまたキャストします。
これの繰り返しで(今の所)釣っています。